【ご挨拶】
合同会社「あきらめの悪い人たち」代表の中島友彦と申します。
2019年6月に山形県酒田市の鳥海山の麓にある日向地区という中山間地域に移住してきました。
私は東京で約10年ほど広告、映像、デザインの仕事していました。忙しい毎日を送る中でソーシャルデザインという言葉に出会い「社会課題を解決するまでのプロセスをデザインする」というソーシャルデザインの中で何か自分にできることはないかと、障がい者アートや児童養護施設、自然環境の保全、在来作物の保存/継承などの社会課題に対して、クリエイティブ支援を行うようになりました。
そういう課題に関わるようになり、感じるようになったのが「いつから日本はこんなに支え合いやお互い様の文化が希薄になってしまったのか」ということです。「なぜこういう社会課題に対して関心を持つ人が少ないのか」「なぜこんなに支援が行き届かないのか」と思うようになったのです。
ここ山形県酒田市の日向地区には在来作物を普及させる活動を友達のデザイナーとやり始め、在来作物の升田かぶの取材しに訪れたのがきっかけです。
元々、中山間地域の暮らしや文化にコミュニティづくりのヒントがあるのではないかという考えがあり、訪れた日向地区はそのヒントがたくさん隠れているように感じたのです。
日向地区は地域づくり大賞を受賞するような地域づくりに積極的に取り組む、支え合いの文化が残っている素晴らしい地域です。ここでならすべての人が暮らしやすい持続可能な地域を作れるのではないかと感じて移住に至りました。
これからこのメディアを通して私が活動する中から持続可能な地域づくりの気づきをお伝えできればと考えております。
みなさまの温かいご支援をお願い申し上げます。
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