地方の地域づくりは農業から?

多くの地方の主な産業は農業です。つまり持続可能な農業の形や農業の可能性というものを示すことができれば、より多くの住民の助けになると考えています。


地方の過疎化は農業の衰退とともに進んできています。「農家は儲からない」「農業じゃ食っていけない」というのが口癖のようになっています。そんなことを耳にしてきた若者は都会へと追いやられました。いつからか大きな会社で給料をたくさんもらうことが幸せだと変換されてしまいました。


実際のところ、生産性と効率性に強いられ、周りに合わせて生きることでアイデンティティを見失い、モノが溢れる社会の中で消費強迫観念に迫られる生き方は、生きる意味を見出せずに生きづらさを感じる人を量産してしまいました。多様な生き方の選択肢を失った若者は逃げ場を失い劣等感を抱えたまま、臆病になってしまいました。


近年、土に触れることによる健康改善効果が期待されています。難しい話になるのでリンクを貼っておきます。(https://wired.jp/2019/06/10/healthy-stress-busting-fat-found-hidden-dirt/)この健康改善効果と農業人口の増加を結びつけることができれば多様な生き方の提案をし、地方創生につなげることができると考えています。

合同会社『あきらめの悪い人たち』

合同会社『あきらめの悪い人たち』は山形県酒田市の日向地区を中心とした地域デザイン組織です。 中山間地域の活性化、自然環境の保全、障がい者福祉、児童福祉の課題を中心とした社会課題を地域の課題として取り組み、様々なモノとコトのデザインから生まれる多様な価値観を編集し伝えていきます。

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